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メリットばかり書き進めてきましたが、RMTとは実に多くの問題を孕んでいます。主な問題点とは?

(1)殆どのオンラインゲームでRMTは規約違反行為となってしまう。

RMTは殆どのオンラインゲームで規約違反行為に該当します。オンラインゲームの規約にはRMTに関する事が明記されていなくても、ちゃっかりパブリッシャー側(ゲームメーカー)の会員規約の方に明記されていたりするので、そちらも確認してみましょう。

規約違反にならない代表的なゲームタイトルは「ウルティマオンライン(UO)」くらいです。

・規約違反になる代表的なゲーム
  ⇒FF11、RO、リネージュ、リネージュ2などの殆どのオンラインゲーム

・規約違反にならないゲーム
  ⇒UO、PSOBBなど。

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(2)RMTでBAN(アカウント剥奪・停止)される可能性がある。

以前はRMTでBAN(アカウント剥奪・停止)されると言うことは、都市伝説に近いものがありましたが、現在は本当にRMTが原因で、BANされるゲームタイトルも存在しています。

基本的には、オンラインゲーム会社はRMTによる、クレジットの履歴や銀行の振込履歴を見ることが出来ないので、「RMTに関連していると思われる、あやしいアカウントからのトレード頻度」などをオンラインゲーム会社がチェックし、ある一定以上の基準に達しているアカウントをソートして、BANしていると思われます。

・RMTをしたユーザーがBANされたと報告があったゲーム
  ⇒FF11、RO、ゲームオン系の一部のゲームなど

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(3)RMTで稼げてしまえるため、BOT(外部不正ツール)が横行してしまう。

RMTで稼げてしまえるために、心ないRMTファーマーがBOT(外部不正ツール)をオンラインゲームに放ち、一般プレイヤーのプレイを結果的に邪魔してしまっています。BOTを使用するユーザーは、RMTファーマーだけではなく、日本人のBOT使用者も多く存在しています。

オンラインゲーム会社の努力により、徐々に数を減らしてきていますが、まだまだ多くのBOTがオンラインゲームの野に放たれてしまっている現状です。

今はBOTをゲームマスターやサポートに報告することを推奨しているオンラインゲームがほとんどなので、BOTやあやしいプレイヤーを見つけたときは、通報するといいでしょう。

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(4)BOTやRMTファーマーがゲーム内通貨を量産するため、オンラインゲーム内経済が混乱する。

不正にBOTやRMTファーマーがゲーム内通貨を量産するために、極度のインフレ状態になり、一般プレイヤーが混乱してしまう羽目になります。

実際にFF11であったことですが、2006年の初め頃、通貨のRMT相場が10万ギルで50円以下の時代がありました。ゲーム会社の対策により、現在(2008年4月頃)は10万ギル=5〜700円くらいのRMT相場に落ち着いていますが、十倍以上に値上がったことになります。ゲーム内は超インフレ状態だったのでしょう。

このインフレはRMTファーマーやBOTが原因ですが、それ以上にバグを利用してギルを不当に量産してた輩が背景にいたからと言われています。不正による市場の混乱は迷惑極まりないことです。

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(5)関税をかけられることなく、日本円が海外に流出してしまう可能性がある。

真剣な話、これが一番の問題かもしれません。RMTファーマーが日本で稼いだお金が、納税されることもなく他国の資金となるわけですから、由々しい事態です。

「RMT利用は、反日国家にミサイル製造資金を提供していることと同じだ」と言うコメントを、どこかのRMT批判をしているサイトで見かけましたが、一理ありますよね。

アイテムの自家生産をやってない限り、どこのRMT仲介業者もゲーム通貨やアイテムが「純粋なゲーム活動で得たものか」「BOT産か」「ファーマー産か」を見抜ける手だてはありません。身分証や電話で日本人であることは確認できますが、それだけの話です。生産方法やバックグラウンドまでは誰にも分かりません。

とあるRMTサイトでは、定期的に購入しているプロゲーマー・生産者からは納税証明を見せて貰ったり、生産方法を説明してもらったり、極力、上記のようなことにならないように努力はしているようですが、一見の一般買取からは、身分証はともかく、納税証明を要求することは出来ないので、やはり見抜くことは極めて難しいわけです。

ちなみに、昔、「RMT業者は納税をしていない」と言う事が匿名掲示板などで話題になっていましたが、一部の納税の意味をよく分かっていない個人を除けば、脱税している(無申告の)RMT業者は皆無だと思います。なぜなら、全ての入金(クレカ決済・コンビニ決済・ウェブマネー換金を含む)が「銀行振込」だから、他の産業と違って所得隠しのしようがないからです。

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(6)詐欺師が非常に多い。

RMTは詐欺師が多いです。個人間取引はもちろん、法人と書いてあっても油断は禁物です。最近は一見、有名な法人サイトに見えても、「有名サイトからデザインをパクって詐欺をしている」可能性だってあるのです。(ウソのような話ですが、ホントにあるんですよ。)はじめからとことん疑ってください。遠慮は要りません。

ちょっとでもうさんくさいと思ったら、躊躇せずに取引を辞めてください。きっと貴方のカンは当たっています。美味しい、金額の大きい取引ほど、詐欺の可能性が高いです。

■個人間取引で気をつけること

  • 購入者負担でエスクローおよびヤフオクを使用可能であるかを、使う使わない別にして、はじめに聞いてみる。→ヤフオクはともかく、エスクローに対して否定的であればアヤシイかも?
  • フリーメールを使っていないか。→必ずプロバイダメールを要求する!
  • 個人情報を必ず聞く。→個人情報を教えないのは論外。必ず聞いて!
  • 104で実在する番号かを確かめる。→電話帳登録されてない場合もあり。市外局番と住所が合致するか確かめよう。
  • 銀行口座を確認する。→氏名と、住所と銀行の支店が隣接しているかを確認する。
  • RMT掲示板での取引履歴を参照する。→RMT掲示板にもよるが、過去の履歴をみれる場合が多い!
  • ヤフオクなら「評価」を観察する。→RMT取引は評価を付けないのがデフォだが、過去に詐欺った悪い評価なら付いているはず。Yahoo!IDは詐欺師の間で売買も行われているので、そのことも念頭に置くこと。
  • 実際に電話して、声色を聞く。→電話の存在確認だけでなく、どんな相手かを見極めるために。
  • 「美味しい話」は存在しない。→相場から極端に外れた出品は詐欺である可能性が濃厚。買う判断の前に、相場を知りましょう。
  • 免許証や保険証のコピーは信用するな。→フォトショで簡単にいじれます。
  • 少しでも疑問に思ったら、なんでも質問する。
  • 少しでも不安に思ったら、エスクローを使うか、取引を中断する。

上記の点がクリアできるなら、詐欺である可能性は限りなく低いでしょう。疑心暗鬼になりすぎるのもアレですが、慎重に取引を行ってください。

詳しくは、安全なRMT方法は?(個人取引での詐欺を見抜く編)を参照してください。

■RMT業者との取引で気をつけること

  • 「表記」をしてあるかどうか。→してない所は問題外。
  • 代表者が日本人か。→説明するまでもありませんよね。
  • 固定電話が104で確認できるかどうか。→104で確認が取れないような業者は辞めた方が良いです。
  • フォントが潰れていないか。→ファーマー直販系サイトは潰れたフォントを使っている場合があります。そこをチェック。
  • 「デザイン流用」じゃないかを確かめる。→有名サイトになるほど、デザインをパクられて詐欺の題材に使われていたりするケースが本当に多発しています。有名サイトのデザインだからと安心せずに、ドメインをググったり、WHOISなどで必ず確かめること。
  • ドメインをWHOIS掛けてみる。→ドメインの所有元を調べます。ドメインの所有を隠していたり、所有元が違う場合は注意されたし。
  • RMT掲示板のスポンサーをしているか?→有名RMT掲示板は登記簿や納税証明などの身元確認を取っています。掲示板のスポンサーならば、ほぼ間違いなく真っ当な商売をしている業者でしょう。
  • そのサイトをググってみる。→「(サイト名) 詐欺」と言うキーワードでググるといいでしょう。

業者(サイトを持っている個人・法人)とのやりとりは、個人に比べれば神経質にならなくても良いですが、有名サイトのデザインをパクって、そのサイトに見せかけるような悪質な詐欺師もいますので要注意です。

whoisでドメインを検索するにはここのサイトが便利です。
http://www.mse.co.jp/ip_domain/

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(7)RMTによって、そのゲームの寿命が短くなる可能性がある。

RMTはプレイ時間の短縮になると「RMTのメリット」で書きました。言い換えると、「そのゲームの総プレイ時間が縮まってしまう可能性がある」とも言えます。

これによって、誰が一番損をするのでしょうか?それは胴元、「オンラインゲームパブリッシャー」です。従量制課金のゲームは、"飽きずに長くプレイしてくれる"事が大前提です。それが短くなったら?従量制課金のゲームパブリッシャーにとっては、たまったものではありませんよね。RMTにはそういう可能性も秘めていると言うことです。

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